tez3998’s diary

プログラミング初心者

『「技術書」の読書術』を読んで、これから取り組むこと

www.shoeisha.co.jp

『「技術書」の読書術』を読んだ。この書籍はタイトルにある技術書の読み方だけではなく、技術書の選び方やアウトプットの方法、各フェーズでの便利なツールまで解説している。初歩的なところから解説しているので、IT初心者の私でも読みやすかった。

この書籍を踏まえて、これから取り組むこと

以下に取り組んでいこうと思う。

  • 勉強が苦にならない分野を見つける
  • わかりやすい技術書から読み始める
  • 技術書を読み進めて「難しい」と思ったら、見出しや図のみに目を通すことで、「このキーワードは見たことがある」という状態にする
  • 技術書を読んだら、ブログに学んだことを書き出す
  • 関連する本を読みつくした場合、RFCや大学・企業・個人が公開している資料を読み、最終的には論文を読む

各項目の説明と取り組む理由

勉強が苦にならない分野を見つける

一点突破読書法という方法の最初のステップとして紹介されていた。一点突破法はひとつの分野の本を複数冊(最低でも20冊)揃えて、集中的に読書をするというやり方。

私の場合、文字を読むスピードがかなり遅いので、いろいろな分野に手を出していると、どれも初心者レベルで終わってしまうような気がしている。そのため、一点突破読書法は私に適していると思った。

ここでの問題が「どうやって勉強が苦にならない分野」を見つけるかだ。この書籍には、見つけ方までは書いてなかったと気がする。私の作戦としては、軽めの本(例えば、ブルーバックスなど)を読むことで、少ない時間でより多くの分野に触れ、勉強が苦にならない分野なのかどうかを精査していきたいと思っている。

わかりやすい技術書から読み始める

いきなり難しい技術書から始めると読むのに時間がかかってしまうけど、わかりやすい技術書から読み始めれば、当初は難しいと感じた技術書でも前提知識があるので読みやすくなるよね?という話し。

これは薄々感じていた。色んな人の勉強法を調べると優秀そうな肩書がある人ほど、1冊の本で済まそうとせずに「え?こんな優秀な人がこんな絵とかたとえが多そうな本から?」と思ってしまうような本から読み始めている。難易度の刻み方が上手い。逆に私のような馬鹿ほど、「1冊で済ました方がお財布に優しいし、読む文字数も少ないので時間コストの少ないはず!」という考えで、分厚い難しい本から始めてしまい、途中で挫折する。反省も込めて、今後はわかりやすい技術書から取り組みたい。

技術書を読み進めて「難しい」と思ったら、見出しや図のみに目を通すことで、「このキーワードは見たことがある」という状態にする

理解していなくても、別の技術書を読んでいるときに「あっ!あの技術書に出てきたキーワードだ!」とリンクすることが学びにいいらしい(なぜ、これがいいのかは分からなかった)。

本屋では分かりやすそうだった技術書でも、読み進めていくと難しいと感じることがある。そんなとき私は悪あがきをして時間を無駄にしたり、その技術書を読むのをあきらめるにしても「あぁ、また無駄遣いをしてしまった」と後悔する。そこで今回教わった方法を実践することで、時間の無駄もなくなるし、後悔も少なくなると思う。

技術書を読んだら、ブログに学んだことを書き出す

どうやらアウトプットすることで定着率が高まるらしい。そのアウトプットがまさにこのブログ。「自分ならこうする」を書くともっといいらしいので(何がいいのかは分からなかった)、これから取り組みたいことを書いている。

関連する本を読みつくした場合、RFCや大学・企業・個人が公開している資料を読み、最終的には論文を読む

さらなる学びのためには、こうするといいらしい。"lecture notes"と検索すると、海外の大学の資料がヒットする。論文の検索エンジンとしてはGoogle Scholarが紹介されていた。また、論文の関連性をネットワークグラフで表示してくれるConnected Papersは周辺知識を深める上で便利そう。